「新都心ある記」が一挙掲載
2014年1月12日 Category: 沖縄ある記 Comment : 0
那覇市の新都心通り会が毎月発行している「新都心かわら板」で、平成23年4月から昨年7月まで連載した「新都心ある記」全17回分が、新年号で一挙掲載されています。
那覇新都心は、米軍家族の居住地区として接収された土地が返還されて更地となり、そこに誕生した街なので、戦前・戦後の痕跡はほとんど残っていません。
それでも、かつて人々が歩いたであろう場所を捜し、同じ場所に立って当時の村の風景や暮らしに思いを馳せてみることは、大きな意味のあることだと思います。戦災や異民族支配という災禍で、平和だった農村が消滅した歴史は他府県には類例がないでしょうし。
そして、かつての姿とまったく脈絡を断ったような、現在の街並みが出現したのですが、それを選択し、是としてきたのは私たち一人一人だともいえるでしょう。
オシャレで、便利で、住みよい街というイメージには、沖縄や地域の姿が抜け落ちていたのですが、いつの間にか、本土を範とするそんな価値観に私たち自身が染まっていたことに、無自覚過ぎたでのではないかと自省するのです。
これは、コンクリートの建物に赤瓦を乗せれば済む問題ではなく、私たち自身のなかに潜む本土化の流れをいかに相対化するかであり、地域や個人のアイデンティティに降りかかるそんなバイアスと、どのように折り合いをつけながら日々の営みを続ける(しかもできれば楽しく)か、という問題のように思えます。
(三嶋)

『しまたてぃ』No.67・新年号が刷り上がりました
2014年1月8日 Category: 沖縄ある記 Comment : 0
同誌に連載中の「戦後の沖縄を歩く」シリーズでは、沖縄市のパークアベニュー(旧センター通り)を取り上げました。
現在の沖縄市は、コザ市(1956年誕生)が、1974年4月に美里村と合併してできた所で、今年が生誕40周年となります。
コザ市時代の体験者は減っているはずですが、「コザ」の名称はいまだに現役で、不夜城を誇った基地の街が醸し出す独特の雰囲気を懐かしく思い出す人や、既視感を感じる若い人も少なくないようです。
本土復帰前には、熱い政治の風が沖縄中で吹き荒れましたが、隣人である基地が今も「馬耳東風」状態なのはみなさまご存知の通り。
しかし、不景気が常態化しているようなこの街は、「反戦平和」と「現実的選択」が拮抗した時代を経た今も、見えない指針を求めてフリコのように揺れつづけているように見えます。
そんなパークアベニュー界隈の雰囲気を、地元の方々の姿とともに紹介した『しまたてぃ』No.67を、是非ご一読ください(宣伝か!)

今回の案内人は、沖縄市センター自治会会長にして猪突猛進の熱血漢である我喜屋さん
(三嶋)
「スクガー(底川)ある記&忘年会」が終了
2013年12月29日 Category: Myある記 Comment : 0
思ったより多くの方の参加をいただき、「スクガー(底川)ある記&忘年会」が無事終了しました。
スクガー(底川)は、油断するとすぐ樹木に覆われてしまうような緑濃い場所ですが、「底川を守る会」の方々が汗を流して整備されていたので、問題なく散策することができました。同会の方々や代表の城間光雄さんに感謝です。

りっぱな石積みが残る屋敷の前で、城間光雄さんの話を聞く

集落の中で一番広い屋敷跡。建物はありませんが、屋敷囲いやフール、井戸などの石積みが残っています。大きな石材は、具志頭村(現八重瀬町)港川から字知念の海岸まで舟で運び、山道を馬車か人力で担ぎ上げたのではないでしょうか。しかし、その作業がいかに大変だったか、現地の斜面を見ると実感できるはず。長い年月をかけ、少しずつ積み上げたんでしょうね。たぶん。
以上、2013年の「沖縄ある記」は最後までドタバタでした。もう少し計画的に動きたいものだと反省しますが、たぶん来年も変わらないんでしょうね(苦笑)。
なので、みなさまには今後もご面倒を多々かけるかと思いますが、あたたか〜な気持ちでおつき合いくださいますよう、お願い申し上げます。
(三嶋)
【緊急告知】年忘れ「スクガー(底川)ある記」を開催します!
2013年12月19日 Category: 案内 Comment : 0
日時:12月22日(日) 午後2時〜4時半
場所:南城市知念字知念(「木創舎ギャラリー」集合)
参加費:無料
※夕方からギャラリーにて忘年会開催します(参加費1000円)
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戦後まであったスクガー集落は、今は草木に埋もれ、廃虚になっているものの、そこかしこに生活の痕跡をとどめています。
屋敷囲いやゥワーフール、井戸などの石積みを見れば、首里王府の流れをひく人々が開いて400年ともいわれる年月の重さを実感するでしょう。
当日は、「底川を守る会」代表の城間光雄さんが、昭和30年代までここで暮らしていた人々の口から聞き取りした、当時の様子なども交えて、案内することになっています。
不思議なタイムスリップ感を味わいつつ、2013年をふり返ってみてはいかがでしょうか?
みなさまのご参加をお待ちしています。
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●参加希望の方は下記までご連絡ください。
NPO法人 沖縄ある記 (三嶋啓二)
Tel 090-5477-7380
メール mishima@okiaruki.com

