泉崎橋
2013年2月19日 Category: Myある記 Comment : 0
久美橋に続いては、その南に架かる泉崎橋。
もともとは琉球王国時代に造られた石橋で、中国風の三連のアーチ橋は、葛飾北斎の「琉球八景」にも描かれた名橋として知られていました。
しかし、沖縄戦で破壊されたため、現在のコンクリート橋は戦後、1958(昭和33)年8月になってようやく完成しました。
中央が膨れた太鼓型の形状は、石橋だったころのスタイルを踏襲したと思います。
現在の橋が完成した際の新聞を見つけたので、現在の姿と比較(反対側からですが)しました。真ん中が盛り上っているのが分かりますね。
しかし、完成当時、高圧線の鉄塔(米軍使用の)がすぐ側を走っていたことから、橋はできても通れないと大きな問題になりました(無茶苦茶だ)。
(三嶋)