久美橋
2013年2月18日 Category: Myある記 Comment : 1
最近、沖縄島北部の橋が、次々に架け替えられています。
ヤンバルは、戦前・戦後のコンクリート橋が数多く残っている地域ですが、その姿をかなり減らしつつあります。
もう少し事前に、広く知らせて欲しかったなあと残念です。
「公共工事」が叩かれないためにも、土木事業が地域に果たしてきた役割や歴史もろもろを、地域住民や子供たちに分かりやすく伝える努力が、日ごろから必要ではないでしょうか。住民と行政がよりよい関係を築くためにも、ソフトな交流が必要だと思うんですよね。
そんななか、がぜん希少価値が高まるのが、那覇市の真ん中を流れる久茂地川に現存する、1950年代の4つの橋(仲良橋・久美橋・甲辰橋・泉崎橋)! ではないでしょうか。
1959(昭和34)年7月5日竣工した久美の、コンクリートの欄干や水面に映える曲線はなかなかの味わいでは?
久茂地町と美栄橋町の名から、一文字づつとって名付けられた昭和の橋の頭上を、モノレールが行く風景も面白いと思います。が、車体の絵が汚い点はいただけません。
「育てたい まちなみ」と書かれていますが(首里城の絵が描かれた車体もあります)、街並みを汚している当事者のように見えてしまうのは、ボクだけでしょうか。
(三嶋)
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すごい~久美橋 今度見に行って写真撮ります