ウガン森の住人
2013年4月13日 Category: Myある記 Comment : 0
名護市許田のインターから、国道58号に降りてくるカーブの左側には、名護湾に突き出た森があります。
地元でウガンムイ(御願森)と呼ばれるこの森に、自分たちで家を建て、自給自足に近い形で住んでいる夫妻の話が新聞に出ていました(沖縄タイムス1960.07.24)。
人が住めるような所には見えないと思いつつも、以前から気になっていたので、浜降り(大潮)の翌日、現場に行ってみました。
で、海側から森を見上げながらグルッと一周したのですが、文字通り「取り付く島もない」状態。
どうすれば、あんな所で暮らせたのか・・・まあ50年以上前の話だし・・・今度は地元の方に聞きに来ようかと思いつつ、不完全燃焼のまま引き揚げました。
社会が豊かになりはじめた当時、世間の人たちとは逆にスローライフを志向した人がいたことに、ボクは軽い衝撃を受けたのですが・・・どなたか情報をお持ちの方はいないでしょうかね。
森の頂きに近い場所に御嶽があったので、撮影させてもらいました。
(三嶋)