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沖縄の放送史

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 「新都心かわら板」にNHK沖縄放送局の事を書くため、豊見城市高安に行ってきました。ここから、現在地(おもろまち)には、2006(平成18)年に移転したとHPにあります。
 NHK沖縄放送局の前身は、戦時中、首里市山川町に造られたのですが、沖縄戦で廃局となったため、戦後沖縄の放送は、米軍と民間放送が牽引したようです。
 沖縄人による戦後の放送は、1950(昭和25)年、川平朝申氏らが立ち上げた琉球放送局(AKAR)が、米国民政府民の監視のもとで、旧具志川村栄野比から流した「琉球の声」でした。
 その後、いろいろあって1958(昭和33)年10月、琉球放送(RBC)が民間局として誕生し初放送。翌年には沖縄テレビがテレビ放送を開始。
 また、1960(昭和35)年には琉球放送がテレビ、ラジオ沖縄(ROK)がラジオ放送を開始しています。
 当時、NHKの番組は本土で録画したあと沖縄に空輸され、民間2局がスポンサー付で放映していました。朝ドラや紅白歌合戦にもコマーシャルが入っていたようですね。
 戦後沖縄の放送に関しては、宮城悦二郎著『沖縄・戦後放送史』や、川平朝申『終戦後の沖縄文化行政史』などの資料がありますが、沖縄ならではの戦後史のひとつだけに、聞き取りや記録を急ぐ必要があると思います。
(三嶋)

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