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不思議な実と神谷げんまい

 Category: Myある記  Comment : 0


玉城さんとその仲間が手登根を散策するというので、ボクも佐敷まで行ってきました。
生憎のぐずついた天気でしたが、歩けないほど降ることもなる、ワイワイとみなさん楽しんだようです。
特に面白かったのは、道の途中で見つけた雑草の実。

DSCF7491
黄褐色の地に、焦げ茶の細かい斑点がある7〜8mmほどの実が、びっしりと付いているんです。何かな〜と見ていると、参加者の一人が、「子供の時によく食べたよォ」と言うので、恐る恐る口にしてみると……。フワフワとした不思議な食感のあと、かすかな甘味と酸味がやって来るではありませんか。
「ん〜、意外といけるかも」と、口にした人たちも同じような意見。
だがしかし、肝心の名前を聞くと、誰も知らないとのこと。「え〜!」
先輩たちが子供のころは、とにかくお腹を満たすのが先出、名前を覚えるどころではなかったのかとも思いますが……。
ちなみに、今はヤギのエサとか。

DSCF7480
手登根の神谷さんのお宅で見せてもらった、「神谷げんまい」の空き瓶(汚れたままでスミマセン)。
この商品は神谷さんのお父さん、神谷秀亀氏が「神谷牛乳」とともに生産していたもの。かつては佐敷周辺のみならず、那覇の公設市場でも売られていたそうです。

昨年、95歳で天寿をまっとうされたお父さんは、戦後、素人ながら手登根で牛を飼い始めたことでも分かるように、かなりユニークな方だった様子。お元気な時にお会いしたかったですねえ。
それにしても、ユニークな人物やエピソードが、まだまだあちこちに埋もれています。やっぱり地域は面白いですねえ。
(三嶋)

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