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特定非営利活動法人
沖縄ある記
(地域文化支援ネットワーク)

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変わり続ける土地

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ホテルや大型スーパーの開業があり、宇地泊がこのところにぎやかである。
この地は市内で唯一、写真のような自然の渚が残る場所だった。牧港川をまたぐようにのびるバイパスが建設される前、コンベンションセンターから南に続く海岸線が埋め立てられる前である。海岸沿いにはターンム畑があり、夏になると一面に広がるハート型の大きな葉が、灼熱の太陽の下で風にゆれていた。

戦前の宇地泊といえば漁業が盛んなムラで、カツオ節もつくられていたそうだ。
イルカ(ヒートゥー)も獲っていたらしく、ヒートゥージと呼ばれた場所(現在は公園)では、収穫したイルカの肉をムラ人に切り分けたと伝えられる。
戦後、「キャンプ・ブーン」に接収されていた土地は、1974(昭和47)年12月に開放されたとはいえ、もはやかつての暮らしに戻ることもままならないまま、人々は水田やターンム畑を耕し、商店や民家が混在する集落を形成したのである。
そして今、田んぼは埋め立てられてオシャレな新興住宅街となり、大きな道路と直線で管理された人工の海岸が、人々の暮らしからいっそう海を遠ざけて輝いている。
(三嶋)

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名護十字路は暑かった

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名護十字路周辺を歩いてきました。地元の玉城さんとそのお母さん、一夫先生とユンタクしながらの(いつものような)ブラブラ歩きです。
このところ、まち歩きのガイド養成や、町角への案内板設置など、名護の動きは活発です。
写真では小さくて分かりにくいのですが、街中には手づくり案内板がありますし、これからも増えていくので(たぶん)、捜しながら歩くといっそう楽しくなるはず。
当日は炎天下でしたが、地元ならではの体験談を聞きながら、市営市場からミドリ町、十字路周辺を散策。
すると、場所も時間も異なる自分の体験も不思議とよみがえり、懐かしいやらほろ苦いやら。
次の機会には、みなさまも是非ご参加ください。イイ汗をかきましょう。
(三嶋)

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オスプレイ反対集会

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宜野湾市の海浜公園でおこなわれた「オスプレイ反対集会」に参加してきました。
クソ暑いピーカンの天気にもかかわらず、お年寄りや家族連れ、子供たちもふくめた5000人以上の人でスタンドが埋まったのは少し感動的。
そして、壇上のみなさんが怒りを込めて撤去を訴えると、スタンドもそれに応えて盛り上りました。

しかし、あえて気になる点を書くと、行政や団体のエライ人たちの話より、高校生(1年生)の女の子の話の方が、みんなには伝わったような気がしたこと。
本当に何かを伝えたいと思ったら、ストックされたワーディング(言い回し)では感情が削がれるというか、共感し辛くなるのではないでしょうか、きっと。
もちろん、話の中身が悪いと言っているのではありませんし、聞きなれた単語や紋切り型のワーディングがなされること事態、悲しい現実を物語っているわけですが(それだけ発言回数が多かったわけですから)。

写真は配られていたストラップ。
こんなやり方もありますね。
(三嶋)

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世富慶橋

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先日開通した名護東道路のトンネルを、初めて通って来ました。
名護東道路は、現在、伊佐川・世富慶間ですが、将来は許田まで伸びるようです。
しかし、西と東にバイパスができたら、真ん中の名護の町はますます素通りされませんかね。
でも、そうなったら、車が入らない静かな町づくりを目指したらいいように思いますね(マジで)。

世富慶(「よふけ」と読みます)には、旧「世富慶橋」がまだ現役で頑張っています。
1953(昭和28)年建設で、国道58号側の北側欄干には、横文字の筆記体で刻まれた文字が今も残っています(写真には写っていませんが)。
「七曲がり」として知られた悪路が、現在の姿に変化していった経緯なども興味がそそられるので、今後の宿題としましょう。
(三嶋)

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新しいビデオカメラ

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バグハウスで新しいビデオカメラを買いました。ちょっと自慢(えへっ)。
なかでも手ブレ補正がスグレもので、歩きながらの撮影でカクカク感がないのにビックリ。そして、この性能がわれわれでも買えるほどになったことに、またビックリ。う~ん時代はここまで来たんですね(われわれが取り残されていただけかも。はは)。

「マルチメディア時代(死語か)」の到来を予感して、バグハウスを20年前(そんなになるのね!)に立ち上げたころからすると、まさに隔世の感。パソコンで何でもつくれるし、情報発信できる時代が本当に実現しちゃいましたね。
デジタルがすべてヨシとはもちろん思いませんが、人の記憶や思い出といったものもふくめたアナログ環境にある情報を、デジタル世代に残し伝えることは、両者の間にいるわれわれの使命ではないでしょうか。そして、無尽蔵の地域情報を記録し、次代に引き継ぐための手段や利活用のノウハウを、早く構築したいですね。
機器の発達に追いつかない現状がまだまだ目の前にはありますが、そのなかでいかに黒子として踏ん張るかが試されているような気がします。
(三嶋)

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