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町田忠昭さんと嬉野京子さん

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3月末から4月上旬に実施した「27度線をこえて~「復帰」をめぐる人々の足跡をたどる~」でも紹介した、東京で復帰運動に関わって来た町田忠昭さんが来沖された。

90歳を超える今もお元気で、県立博物館で開催されている復帰の展示会を訪れ、カメラマンの嬉野京子さんと歓談。

県立博物館の企画展に展示されている、嬉野さんの写真を前に、当時を振り返る町田さんと嬉野さん。
東京中野区の区議・中澤ひろや氏などとともに、廃品回収をする20代の町田忠昭さん(写真右)。むしろ旗には「沖縄・小笠原返還要求/沖縄・小笠原をベトナム侵略の基地にするな/四・二八海上大会代表派遣のため」の文字。

沖縄返還要求の行進に参加していた頃の嬉野京子さん。中澤ひろや氏のアルバムに「闘いは体で/口で語り、筆で書き、写真でそのものを知らせる。カメラをもって闘いを記録した彼女の功績は、極めて大きい」と書かれている。
辺戸岬で与論島を眺め、「祖国復帰闘争碑」の前に立つ町田さん。
復帰に対する思いを今も熱く語る様は、自他共に認める現役の「活動家」。

当時の若者が体を張り、情熱を傾け立ち向かったものは何だったのか。現在の沖縄の有り様は、彼らが望んだ姿だったのか。遅々として進まない現状を前に、個人の人生はあまりにも短く、はかないと思う。

それにしても、今もボクらの胸を打って止まない彼らの熱情を、ボクらは持ったことがあるのだろうか?

<三嶋>

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