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伊平屋で山学校

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 名護博物館や友の会と、今年度進めている「やんばる山学校」プロジェクトで、伊平屋島に行ってきました。
 伊平屋行きの船は、この季節、結構ゆれるので気持ちはブルーでしたが、下船後に昼食をとると元気回復。目的地の我喜屋公民館を拠点に、写真展やワークショップの実施となりました。


我喜屋に残る現役のコンクリート製水路。やんばる各地で造られたようですが、1960年代にほとんどが使われなくなっているだけに、たいへん貴重だと思います。この日もきれいな水が流れていました。


田植えの準備が進む、水田近くの高台にある土帝君(トゥーテークー)。人形が残っている所は、たいへん珍しいのではないでしょうか。

 伊平屋小学校の3,4年生合同のワークショップ。名護博物館友の会の玉城一男会長と、我喜屋区長が集落の拝所や家屋、行事などを解説しました。
 平たいサンゴを積み上げた屋敷囲いと、赤瓦・セメント瓦屋根の民家が続く我喜屋の風景に、来訪者は誰しも驚嘆・感動の声を上げますが、地域の子供たちにもその素晴らしさや先人の歩みを伝えたいもの。地域や家族に誇りを持つことが、豊かさを身近に感じる出発点ではないでしょうか。
(三嶋)

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