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字城の写真展

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 名護市の字城(グスク)で、地域の写真展が行われました。文化庁の支援事業、「やんばる山学校」プロジェクトの一環です。
 事業の内容は、公民館に残っている地域の写真や、家庭にある家族のスナップなどを持ち寄って展示し、みんなで思い出を語ろうというもの。
 思い出を共有することで一体感も生まれますし、これまで知らなかった自分史を、身近な年配者から教えてもらう機会ともなります。
 そして何よりいいのは、地域のお年寄りが昔を思いだして若返ること。見ているこちらにも元気が伝染し、楽しくなります。たった1枚の写真でも、そこから紡ぎ出される物語は無限大だと確信します。


 簡単なパネルと自前のプリンターを使った展示。経費をかけず、手づくりで活動できる方法論を確立することが、持続的な発展には欠かせないと感じます。


 展示会のキモは来場者とのユンタク。そのためのスペースを設置し、お茶を用意して楽しく語ってもらいます。展示会は聞き取りのための貴重な現場となります。
 地域には、ヘタな小説やドラマより面白い物語が数多く埋もれています。先達の人生を垣間見ながら、われわれが学べることは無限だと感じます。


 底仁屋公民館で予定されたミニデイに、プロジェクトのメンバーで参入。小学校が閉校となった過疎のムラで聞く体験談は、町中に位置する字城とも異なっていて、たいへん面白いものでした。
 短時間に終わったのは残念ですが、それでも戦後史の断片が聞けたのは貴重でした。沖縄戦が多様だといわれるように、戦後史も地域差があり多彩だと実感しました。それだけに、体験者の聞き取りも急がねばならないでしょうね。いつやるの? 今でしょう!(古いか)。
(三嶋)

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