工芸品調査
2013年9月28日 Category: Myある記 Comment : 0
沖縄市と名護市を中心に、モノづくり(工芸)の現場を訪ねてきました。
この分野にはあまり明るいとはいえませんが、このところ暮らしとモノづくりのリンクについて考えているので、たいへん勉強になりました。お相手いただいたみなさま、ありがとうございました。
森林資源研究センターで作られたデイゴの木片と子供用イス。「軽い」が「安全」「持ちやすい」につながることから、子供用の木製グッズを思いついたとか。可能性を感じました。沖縄を代表するデイゴの花もこのところあまり見ないので、デイゴ並木の復活も含めて地域おこしにつながらないか考えてみたいですね。
同センターで作られたガジュマルの木皿。木目が綺麗で重厚なイメージ。沖縄ソバ屋などでマカイ(お椀)として使い、木灰ソバ(ガジュマルを燃やした灰を使って作るソバ)を盛ると、ひとつのストーリーが成り立つので面白いんじゃないかなあ、と研究員の伊波さんがおっしゃっていました。
島袋正敏さんの「蔓草庵」を訪ね、古酒やバーキ作りの話をうかがいました。博学多才な正敏さんの世界に引き込まれ、モノづくりの神髄に触れたような気がします。これからもイロイロ学びたいと思います。
(三嶋)