今帰仁村の中心はどこでしょう?
2015年10月19日 Category: 沖縄ある記 Comment : 0
今帰仁村といえば今帰仁グスク、古宇利島、仲原馬場などが浮かぶと思いますが、その中心は村役場がある仲宗根、なかでもAコープや大井川橋ふきんになります。
知ってました?
知らなかった人も、知ってた人も『しまたてぃ』No.74の、好評(ほんとか)連載中「沖縄の戦後を歩く」シリーズを読めば、いろんなことが分かりますよ〜と宣伝です。
今回取り上げた大井川橋周辺は、再開発事業が進行中の場所。
昭和の街がどんな風に変わるのか興味津々ですが、地域の歴史や人々の思い出は大事にして欲しいもの。
ツルンと小奇麗なだけの街にはして欲しくないんですが、そうなるんだろうなあ、おそらく。
<三嶋>
今泊の散策会
2015年10月18日 Category: Myある記 Comment : 0
名護博物館友の会(今年は会費を払ったのでボクも会員)の行事に参加し、今帰仁村今泊を歩いてきました。
今回は、今帰仁グスクを学ぶ会の大城さんの案内で、同地の歴史を知ることができ、勉強になりました。
志慶間川沿いの道。右側にはかつて、田んぼが広がっていたそうです。
美しいフクギ並木や石積みが残る今泊の集落内。清潔で整然とした落着きを感じるのは、今帰仁グスクと歴史をともにしてきた故でしょうか。
以前から気に入っている今帰仁グスク交流センターのトイレ。
外の木々を目の前にした半屋外の空間には、感動すら覚えます。
沖縄でもっとも好きなトイレかもしれません。
女子の方がどうなっているか気になりますが、そこまではねえ。
<三嶋>
住民自治の拠点としての公民館
2015年9月10日 Category: Myある記 Comment : 0
今年で築40年となる、今帰仁村中央公民館を訪れました。
この建物が建設された1975(昭和50)年9月といえば、沖縄中をかき回してその後もさまざまな禍根を残した、沖縄国際海洋博覧会が開催したばかりの時期。
それ以前から、「伝統的な山原型」の土地利用を基にした今帰仁村のマスタープラン作りなどに関わっていた象設計集団と、その代表である大竹康市氏(故人)の手によって、開館にこぎ着けたものでした。
大竹氏が、1977(昭和52)年3月23・24日付の沖縄タイムス新聞に掲載した文章によれば、村民が主体的に関わる村民センター的な施設を目指したとあります。
その前提にあるのは「安易な大企業誘致や無理な公共投資による振興策にたよらずに、まず農業を中心に地場産業を育てて自立経済の基盤をつくってゆくこと」であるとし、「字単位にある住民の自治活動や優しい人間関係を積み重ねて新しいコミュニティーをつくってゆくこと」を目指したと書いています。
戦禍ですべてを失った戦後が始まった時期、相互扶助はどの地域でも普通のことでした。それは生きるための術であり、その交流拠点として地域の公民館は重要な役割を果たしたと思います。
しかし、本土では経済成長が進むにつれ、沖縄では本土復帰のころから地域社会は様変わりします。地域の相互扶助より個人の暮らしが優先されるようになり、セーフティーネットも機能不全に陥るようになったように思われます。
今帰仁村中央公民館は、そのような時期、変容しつつある地域に住民がもう一度目を向け、自ら主体的に地域づくり関わることを主張した施設だったのではないでしょうか。
それは、地域の価値を見直そうとする試みであり、野心的な実践だったと思います。
緑の芝生と林立する赤い柱が、鮮やかなコントラストを描いています。
柔らかな曲線をもつ大屋根が強い陽射しを遮り、涼しい日陰を提供しています。
芝生の庭とつながっている半屋外のスペース。学校帰りの子どもたちが集まり、宿題を広げている姿も見られます。誰もが気軽に利用できる理想的な空間でしょう。
以上、この施設の素晴らしさを書きましたが、以前は屋根を覆って咲き乱れていたブーゲンビリアが今は姿を消し、建物のあちこちに剥落や痛み、汚れも目立ちます。
補修費がつかないのか(よく知らないけど)、再開発事業のエリアになっているからか(よく知らないけど)、メンテナンスも不十分な建物の姿は見ていて悲しくなります。全国的に注目された歴史的な建造物でもあるし、価値ある建物の保存と活用がなされることを望みたいですね。
よもや、老朽化を理由に取り壊すとかはないですよね(よくある話だからサ)。
<三嶋>
活動クリップ 今帰仁村中央公民館
2015年8月7日 Category: Myある記, 活動クリップ Comment : 0
仲宗根ある記パート2の帰りに今帰仁村中央公民館を観てきました。
1975年に建てられたそうで、かなり趣のある建物で心惹かれます。
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活動クリップ 今帰仁村仲宗根
2015年7月23日 Category: 沖縄ある記, 活動クリップ Comments : 2
しまたてぃの取材に同行して今帰仁の仲宗根を歩いてきました。
最終的にはコンテンツとして完成しますが、こちらは短いクリップ動画です。
活動の履歴として後で見直せるように「活動クリップ」としてアウトプットしていこうかな思ってます。
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