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渡嘉敷の村は静かでした

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国定公園に指定されたばかりの慶良間諸島・渡嘉敷に行ってきました。
何の準備もしない日帰りツアーでしたが、レンタカーであちこち走ったり村を歩いたり、充実したホリデーとなりました。この島は、思えば、大学1年生の夏休みにキャンプし、あまりの海の透明度に感動したところ。
今から数えると40年前(え!)になりますが、観光客やダイバーが増えた以外、島の姿は当時とあまり変わっていないように感じました(港や道路・建物は立派になってます)。
でも、道で出会った95歳(!)になるというお婆さんが言うには、「島は若い人が減って寂しい」とか。観光関連の仕事は増えても、第一次・第二次産業はこの島も苦しい状況のようです。


港から続く通り沿いの壁に描かれたペンキ画。手づくり感があふれ、訪問者を温かく迎えます。


阿波連小学校の前の道には、子供たちの描いた魚の絵が並んでいます(消えかかっているのが残念)。
在校生は20名ほどのようです(津堅島の小学生ぐらいでしょうか)。
すぐそばは阿波連ビーチで、目の覚めるような青い海と白砂が広がっていますが、半裸の観光客が小学校周辺をかっ歩する環境が、いいのか悪いのか複雑な気分になります。


典型的な沖縄の集落といった風情の昼下がり。歩いている人がいないのは、40年前と変わりません。
だって暑いもんなあと考えていたら、道の向こうから一人で歩いてくるお婆さんと遭遇。
あいさつすると、何と95歳で、しかも散歩中とのこと(え!)
体に気をつけて長生きしてくださいと別れましたが、上品な笑顔と語り口が印象的で、こちらも優しい気分になれました。
(三嶋)

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