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糸満市兼城マーイ(まわり)

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南城市佐敷小谷の人たちと、糸満市観光協会の「あ・るっく糸満」を、兼城で体験してきました。
市内にいくつか設定されたコースのひとつで、地元の方(玉那覇さんと大城さん)の案内で、楽しく廻ることが出来ました。
兼城は、1961(昭和36)年10月1日に糸満町・高嶺村・三和村と合併するまで独立した村であり、現在も糸満市で一番人口が多い所とか。中国と交易を行っていた歴史や数多く点在する拝所、集落のあちこちに残る立派な石積みなどを見ても、歴史と伝統が横溢する地域であることが分かりました。
糸満では、旧市街地や発展が著しい西海岸に注目が集まりがちですが、こんなに興味を引かれる地域が近くにあったとは、まったく驚きです。


案内していただいた大城さんの住居。代々受け継がれた風格あるたたずまいが、圧倒的な存在感を放ちます。地域の暮らしがこの屋敷から見えてくる、と言っても過言ではない気がしました。


大城家を取り囲む石積みの一部。接合面をよく見ると、曲線や直線の組合せなどがあり、しかもそれらがみんなピタリと密着していることに気付きます。素晴らしいイシゼーク(石大工)の技量と、それを命じたエーキンチュ(豪農)の力に驚嘆させられました。また、ここまで凝った石積みにした理由は、耐久性もさることながら、腕を競う心理が彼らに働いたのではないかと勝手な想像を巡らしました。
(三嶋)

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