真嘉比の写真展終了
2019年3月26日 Category: 沖縄ある記, 活動クリップ Comment : 0
去った3月24日日曜、「地域写真展in真嘉比」が無事終了。
諸般の事情で、たった1日だけの展示会となったのが残念。地域の方々にも申し訳なかく、反省させられたが、次回の課題ということで勘弁願いたい。
地域で行う写真展は、毎回ディープな話で盛り上がる。
とくに、区画整理を経て一気に街並みが変わった真嘉比では、住んでいた家や馴染みの店、近所づきあいのあった人の話題などで、お喋りはつきない。
若い時分は必死で働き、子育てに追われてきた人たちが、当時を懐かしむ年代になって、しばし思い出に浸っている。誰もがそれぞれの悩みや悲しみを抱きながら、泣きつ笑いつそれなりの人生を生きて来たのだ。
写真に刻まれた、今はなき家並みや通りの中に、つかの間、自分だけの思い出を見つけてもらえたのなら、嬉しい限りである。
<三嶋>

安富祖あるき報告
2019年3月13日 Category: 沖縄ある記 Comment : 0
3月10日日曜日、安富祖あるき。
朝から雨が降ったり止んだりで心配したが、何とかもちそうだと予定通り決行。
子供達をふくむ地元の方々に、那覇や北谷などから来た人も加わって70~80人ほど。かつてないほどのにぎわいに対応が追いつかず、いろいろ迷惑をかけることとなってしまった。
村を一望できるウカミヤーにも登りたかったのだが、坂道が狭く濡れており、大勢では危険と思い中止。
急なコース変更もあったが、公民館の松崎区長や山田さんをはじめ、解説していただいた地元の金城さん、当山さんたちの協力もあって何とか無事終了。ホッと胸をなでおろした次第である。
安富祖は、前週に行った那覇の真嘉比と対照的な田園地帯。
集落の周りには水田地帯が広がり、冬にコスモスが咲いていた田んぼには水が引き入れられ、田植えの準備が進んでいる時期だった。
恩納岳を中心とした山に背後を守られ、西に海を臨む村を清流が流れる同地は、風水的にも理想的な土地とされてきた場所である。
そんな穏やかな風景の中を歩きながら、集落の成り立ちや暮らしについてユンタクしたかったのだが、バタバタとしているうちに終了してしまい心残りである。
それにしても、大通りを車で走っていただけでは、やはり村の魅力は見えてこないと思う。
スージ道に分け入り、車を降りて歩きながら、ちょっと違った非日常を楽しむ心のゆとりを持ちたいものだ。タイミングがよければ地元の方とユンタクできるだろうし、その出会いはネットやガイド本にはない、オリジナルの体験として心に残るはずだ。
※この次は、晴れた日にリベンジしたいものです。
簡単な安富祖マップを作成しましたので、ご覧ください↓
<三嶋>

真嘉比あるき報告
2019年3月8日 Category: 沖縄ある記, 案内 Comment : 0
3月2日土曜日、真嘉比あるきを実施。
いい天気につられ、郊外に出かけた人が多かったのか、参加者は少数。まあいいかと少数精鋭(?)で行い、予定通り昼前に無事終了となった。
近年の真嘉比は都市化が進み、那覇新都心とほとんど一体化したようで、10年ほど前の景観を思い出すのも難しい(年のせいかもしれないけどね)。
「逆さ幽霊」で知られたマカン道も、沖縄戦の激戦地・ハーフムーンも、もとの場所さえ探しあぐねてしまう始末である。
とはいえ、嘆いてばかりもいられない。
地元の伝承や情報、資料を集めたり、現場を体感しながら、地域の歴史やこれからのことをともに学び、考えられたらと思うのである。
※真嘉比では、2014年に立派な字誌が出版されています。
その情報を参考に、簡単な散策マップを作成しましたのでお使いください↓。
また、来たる3月24日には、真嘉比公民館で地域写真展を開催しますので、ご来場ください。
<三嶋>

安富祖あるき
2019年2月21日 Category: 沖縄ある記, 案内 Comment : 0
那覇市真嘉比とほぼ同じタイミングですが、恩納村安富祖(あふそ)でも、3月10日(日)、地域あるきのワークショップを行います。
あまり馴染みがない場所も、だからこそ面白いのです。集落の本当の姿は、大通りから中に踏み込まなければ見えてきません。しかも、車を降りて歩かなければ。
安富祖地区は、沖縄では少ない米どころとして知られています。三方を山に囲まれて海に面し、恩納岳から流れる川が集落を潤している、風水に基づいた風光明媚な村です。
ゆたかな自然の中で営まれた暮らしや文化を、歩きながらみんなで語らい、楽しみながら学んで欲しいと願っています。
<三嶋>

真嘉比あるき&写真展
2019年2月21日 Category: 沖縄ある記, 案内 Comment : 0
きたる3月、那覇市真嘉比で、地域あるき(2日)と写真展(24日)を行います。
那覇新都心に隣接し、すっかり都会になってしまった感がある同地区ですが、この激しく変化する姿こそ、沖縄の戦後そのもののような気がします。
そこには、戦後の那覇に仕事を求めて集まったヤンバルや離島出身者の暮らしや、助け合いながらよりより地域をつくってきた先達の背中も垣間みえるようです。
この機会に是非、みんなで語り合いながら楽しく歩き、また、懐かしい写真を見ながら各々の物語を語り合うひと時を過ごしませんか?
<三嶋>
