新都心ある記1
2012年4月6日 Category: 沖縄ある記 Comment : 0
先月の話になりますが、那覇新都心の通り会が発行している「新都心かわら板」に、コラム「新都心ある記」を連載しています。
同地はこれまでもあちこち歩いてみましたが、やはりエリア内に戦前の痕跡はほとんどありません。御嶽や史跡の多くは、米軍に接収されなかった周辺部の土地にありますので、連載が続くとすれば、いずれ周辺部の紹介にならざるを得ないかもしれません。
ちなみに初回は、組踊で知られるメカルシー(銘苅子)のカー(スグルクガー)を取り上げていますので、ご覧ください。
(三嶋)

「座喜味ある記」予告
2012年4月4日 Category: 沖縄ある記 Comment : 0
このところ何かと忙しく、ブログも歩きもお休み状態でした。
ヒマになった分けでもないんですが、前々から関わっている座喜味プロジェクトもひとまず終了なので、その区切りの意味も含めて座喜味を歩く事にしました。
当日は、プロジェクトで活躍した島袋美由紀さん(地元民でもあります)が、ガイドの予定。
地図やデータなども配布しますが、ネットの情報(http://okiaruki.com/yomitanaruki/)などもご覧いただき、実際の体験との比較や、いろんな意見・感想をお聞かせください。
これは実証実験的なプロジェクトですし、リアル(歩き)とバーチャル(情報)との接点を考える上で大変貴重な機会だと思いますので、多くの方の参加をお待ちしています。(三嶋)

FMレキオに出演
2012年3月30日 Category: 沖縄ある記 Comment : 0
FMレキオ金曜日午前10時からの番組「happ Step jump」に、新都心かわら版の編集平得氏、、新都心かわら版4月号から「新都心ある記」の連載を始めた、沖縄ある記の三嶋氏、そしてパソナリティー国吉と三人で出演しました。
きっかけは、歴史が失われた新都心もこまめに歩けば、史跡は残っておる箇所もあり足跡を調べるとかつてはそこかしこに何々が有ったが、今では移転されているとか、歴史を訪ねると戦前のこの一帯は真和志村であった等、話題は尽きない。
写真は、fmレキオスタジオ内、左から三嶋、平得、国吉
(国吉)

座喜味の「Map Card」
2012年2月24日 Category: 沖縄ある記 Comment : 0
座喜味(読谷村)の地域歩きをまとめた、オリジナル「Map Cad」が完成しました。嘉数(宜野湾市)の調査記録を整理しながら、アレコレ試していたのですが、下地が形にしてくれたものです。
実物は、1ヶ所に1枚の写真と地図が表示されるカードを、一つに束ねたもので、誰でもパラパラとめくれる所がミソ。デジタル処理した情報を、アナログに還して見せる手法とツールが、地域には必要だと感じたからです。カルタのように広げたカードをみんなで囲み、楽しくユンタクすれば、いろんな思い出やエピソードが蘇るんではないでしょうか。アナログ環境に置かれている情報を、デジタルに変換して集積することが重要だと思うのです。(三嶋)

屋富祖大通り
2012年2月22日 Category: 沖縄ある記 Comment : 0
屋富祖(浦添市)の人たちが写真集を発刊したという新聞記事を見て、自治会に行ってきました。手に入れた本はたいへん立派なもので、見ごたえ十分。多くの方に喜ばれたという話もうなずけます。
自治会長の宮城さんと、通り会会長の松田さんにお話をうかがったあと、屋富祖大通り周辺を案内してもらいました。
字屋富祖は、キャンプ・キンザーに昔からの土地を奪われたものの、基地の門前町として、大通りを中心に戦後を生き抜いてきた所です。ベトナム戦争当時は、他の基地の町と同じようにたいへんな景気だったようです。一時は映画館が5軒もあったというお話ですが、現在のヒッソリ感から想像することは難しいですね。
これからしばらく屋富祖について調べますので、何か情報があればお知らせください。(三嶋)
