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沖縄ある記

 

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特定非営利活動法人
沖縄ある記
(地域文化支援ネットワーク)

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那覇市首里末吉町2-141-60

■お問い合せ

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仕事始めは知念から

 Category: 沖縄ある記, スクガー事業  Comment : 0


「地域作品展in知念」当日。
小雨が降っていましたが、年末に一度延期しているし、雨も上がるとの予報だったため、少しだけ時間をずらして決行しました。
年末年始にイイ天気が続いていたため、この崩れ具合に「なんでよ〜」と嘆きましたが、思いのほか参加者も多く、それぞれ楽しんでいたようです。なので結果オーライでしょう(たぶん)。

カサを持っての散策。スケッチや撮影を行うには厳しかったのですが、初めての方がけっこういたためか、みなさん盛り上っていました。

歩くだけで楽しそう。
今回は公民館から古いスージ道を通り、坂道を下って海岸に出たあと、農道を通って戻るコース。たくさんの火ヌ神をまわり、岩礁が散らばる穴場的な海岸に沿って歩き、坂道を登って少し汗をかくといった内容だったので、調度いいぐらいの距離と内容ではなかったでしょうか(自画自賛)。

しかし一番なのは、やはり地元の方とユンタクしながら歩き、笑うことでしょう。
そして、一瞬にせよ土地の空気に触れ、その日常や、積み重ねた時の重さを実感することではないでしょうか。

散策のあと、午後からはコミュニティーセンターでユンタク会。
歩いた感想を述べあい、撮影のコツやスケッチの描き方などについて、プロジェクターを見ながら専門家のレクチャーを受けました。

手登根では暑すぎたし、知念では雨にたたられたワークショップでしたが、両方とも参加者には好評だった(たぶんだけど)ことが、救いでしょうか。
でも、散策とアートのコラボを、同時に行うには無理があるかも。日程の工夫やメニューを振り分けるなどの調整が必要だと感じます。
この点は大いに反省し、今後の糧にしたいと思います。
<三嶋>

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字知念の地域作品展(散策&製作)を1月8日に開催します

 Category: 沖縄ある記, スクガー事業  Comment : 1



雨天のため中止した「地域作品in知念」を、来年1月8日に開催することにしました。
そのため展示会も順延し、1月20〜22日になります。展示場所は知念コミュニティーセンターです。
紛らわしいことになってしまいましたが、なにとぞご協力をお願いします。
<三嶋>

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那覇のマチグヮー

 Category: 沖縄ある記  Comment : 0


次号の「しまたてぃ」で、那覇の新栄通りと平和通りを紹介するため、ここ数日、取材を重ねています。
この界隈は、戦後沖縄で一番活気があった地域で、多くのウチナーンチュに親しまれてきた庶民の買物エリアでしょう。
入り組んだ路地とひしめき合う店舗のいくつかを訪ね、いろいろな方の戦後史を聞いてみると、この地域も戦争を抜きに語れない場所のひとつだと、あらためて思います。

ガーブ川に蓋をして、1965(昭和40)年に完成した水上店舗。


第一牧志公設市場に連なり、市場中央通りに面したちとせ商店街ビル。
観光客や昼間から酒を飲む人でにぎわう飲食店街の上は、住居スペース。丸く切り取られた踊り場の開口部が、イイ雰囲気なので上ってみたかったのですが、近寄れなかったのが残念。


新栄通りのジャズ喫茶・ローズルーム。
学生時代には、近くにあったみつや書店の帰りに行ったものでした。「まだあったのか」と懐かしくなり、当時と変わらない雰囲気のなかコーヒーを飲んだのですが、時の経過をものともせず、淡々とあり続ける姿に勇気づけられた思いがしました。
<三嶋>

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天願を訪ねて写真確認

 Category: 沖縄ある記  Comment : 0


11月に中城村で琉米歴史研究会の写真展を開催しましたが、その際、来場された年輩の女性に、撮影地不明の写真の場所を教えてもらっていたので、確認に行ってきました。
 
天願から撮影した安慶名方面。
地平線中央の丘が決め手になり、間違いないとのこと。中央の丘が安慶名グスクで、その下に闘牛場があります。そこから左に行くと安慶名十字路(当時は三差路)になります。
(写真提供:NPO法人琉米歴史研究会)

現在の風景はこんな感じ。少し角度が違ってしまいました。
話をうかがった女性の義父は闘牛に夢中だったようで、新聞社主催の闘牛大会で優勝し、商品としてアイスキーパーやヒーターなどをもらったことがあるとか。
また、周辺の人の多くは軍作業に従事していた、と写真を見ながらしきりに懐かしがっていました。

安慶名の反対側に位置する、海兵隊の基地キャンプ・コートニー。

ゲート前に並ぶ店舗。
うるま市東部の米軍基地は、普天間や嘉手納、辺野古などに隠れてかすみがちですが、米軍の土地接収や反対闘争、米軍機墜落事故や海水汚染、毒ガス移送など、基地がらみの重要事項が数多く発生した場所であることを忘れてはいけないと思います。
っていっても、自分も勉強不足で、あまり知らないんですけどね。
<三嶋>

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第4回「森のクラブ」を開催しました

 Category: 沖縄ある記, スクガー事業  Comment : 0


この日は「何でも木で作ろう」がテーマ。
木の切れっ端を使って、子どもたちの自由な作品作りが繰り広げられました。

女の子も夢中です。


ナイフやノコギリなどの道具が次第に日常から遠ざかり、自然の素材に触れあう機会も減少しつつある昨今。そこで培われる発想や閃き、達成感なども失われるのではないかと危惧します。

スクガーの森のたき火。
ナマの火を見ることも火を付ける機会も、現代の子どもたちはなくしつつあります。
子どもたちのそんな成長のチャンスを、私たちの社会は「危ない」を理由に奪ってきたのではないでしょうか。

火を見ると誰もが近寄ってきます。
無心に火を眺める贅沢をもっと味わいたいのですが、スタッフはそれどころではなく、動き回る子どもたちから目が離せません。
<三嶋>

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