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糸満追加取材

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 糸満の追加取材に行ってきました。
 写真のTシャツを市場で見つけ、意味を聞くと、白銀堂にまつわる有名な言い伝えで「意地出らば手を引き、手出らば意地を引け」という有名な教訓とのこと(まったく知りませんでした)。
 もとになった話は、糸満の漁民・美殿(ミドゥン)と、薩摩の廻船問屋・児玉左衛門との交流なのですが、驚いたのは、1964年8月21日の琉球新報に、薩摩の児玉左衛門が志布志の廻船問屋で、子孫が実在する事を郷土史家が確かめたという記事。
 きっかけは首里出身の比嘉景宗氏の調査で、志布志の高校教諭が協力して子孫を確かめたとの事。子孫の旧家には、琉球絣や古銭・焼物なども残されていたようです。
 ネットで調べると、山畑敏寛「志布志港の『みなと文化』」のなかに、左衛門は志布志の廻船問屋であった児玉伝左衛門実好であり、1764 年〜1800年ごろ海運業で活躍、1825(文政8)年、81 歳で没したと記されています。
(三嶋)

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