北中城写真展が始まりました。
2012年5月13日 Category: Myある記 Comment : 0
琉米歴史研究会の写真展が、北中城の中央公民館で始まりました。昨年の知念体育館よりは会場が狭いので、余裕で構えていたところ土壇場で大慌て。夜中までかかってキャプションを追加する羽目に陥りました(いつもだけど)。
あー眠い。データはできるだけ示したいし、調べても調べてもキリがないしで、キャプションに対してはいつもジレンマ。現地調査も今回はできなかったし、まだまだ不十分なんですよ。
しかし、思いのほか入場者が詰めかけたのにはビックリ。また、たくさんの方の、熱いまなざしにもあらためて驚かされました。
5,60年前の写真に、どこの誰でもない自分や家族の姿、シマの風景などを探す表情は誰も真剣で、何らかの痕跡を見いだして喜ぶ姿は、端で見ていても感動するものがあります。そこは通常の「写真展」ではなく、誰もが写真に入り込み、ある種の空気を共有する共感の場といえるのではないでしょうか。そして、そこに抜き難く伏流するのが沖縄戦ですね。(三嶋)