石嶺写真展&公民館カフェ開催
2020年3月24日 Category: 沖縄ある記, 活動クリップ Comment : 0
一般社団法人沖縄しまたて協会の支援事業のひとつ、「写真展&公民館カフェ」を3月15日、石嶺1区の本字集会所で開催した。
同地区では、さる2月6日に実施した「石嶺あるき」に次ぐもので、前回からの告知もあってか多くの方々がお見えになり、にぎやかな1日となった。
朝早くから多くの方が訪れた。
子どもや若い人たちの姿が少なくなかったのも、嬉しい傾向。
現在、石嶺町全体の人口は約22,000人だが、もとから石嶺に住んでいる方は約1000人ほどと聞く。人口が多い割に地元意識が薄いといわれる原因は、そんなところにあるのだろう。
しかし、1960年代から移住者が増え、那覇のベッドタウンとして急激に開発が進んだ今日、地域の伝統や住民同士のつながりを求める住民も増加しているように思う。
みんなかつての時代が懐かしく、つながりを求めているのだろう。
展示された1959年ごろの石嶺風景。
左右に走る道路が現在モノレールが通る大通り(首里市道2号線と呼ばれた)。耕作地がほぼなくなった、現在の状態からは想像もつかない田園風景に驚かされる。
当時を思い出して懐かしむ声が、多くの来場者から聞こえてきた。
<三嶋>