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地域交流の試み〜新しい教育施設

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たまたま訪れた愛知県豊田市の施設。詳しくは知りませんが、地域の生涯学習の場と、中学校がドッキングした場所のようで、たいへん面白いと思いました。
前回は名護市営市場の一角に出来たミニ・ギャラリーで、今回は大規模な施設を紹介することになりましたが、ことほど多様な取り組みが試みられるのも、地域のつながりをめぐる課題が切迫しているからでしょう。危機感を持つ人が、増加しているように思いますね(ボクもだけど)。
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この真新しい建物は人の出入りが自由で、解放感にあふれています。
地域住民と中学生が同じエリア・建物を共有しているようで、異なる世代の交流を促進する大胆な試みだと感心しました。

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会議室・図書室・喫茶室などや、生涯学習の教室などがあるスペースと中学校との境。
同じ建物の半分が学校で、壁はないんですね。この日は連休だったので、体育館で運動する中学生しか見かけませんでしたが、普段の棲み分けはうまくいってるんでしょうか。
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自由に入れる休息スペースもありました。
組織体制や運営はよく分かりませんが、移住者の増加が目立つこの地域では、もともとの住民と引っ越してきた若い人たちとが一体とならなければ、未来はないとの判断が行政に働いたのではないかと推察します。

コミュニティーのあり方は、沖縄でもさまざまに論じられていますが、このような施設はあまりないのではないでしょうか。
少子高齢化の進展や災害への備えなどの面からみても、これからの社会は、共生の仕組みを建て直すことが重要でしょう。経済成長に固執するのではなく、誰もが共存できる地域社会を創る事が、生き延びる最善の方法だと感じます。
そんな具体的な方法を模索する時代に、ボクらはいつのまにか突入しているんですね。
<三嶋>

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