『しまたてぃ』71号が刷り上がりました
2015年1月6日 Category: 沖縄ある記 Comment : 0
今回の「沖縄の戦後を歩く14」では、宜野湾市の大謝名三差路とその周辺を取り上げました。
宇地泊にあったキャンプ・ブーンとキャンプ・マーシー、普天間基地に隣接した大謝名は、その影響を受けて戦前の農村から一転、戦後になって急激に都市化した地域。現在の大謝名小学校付近から牧港川まで、田んぼが広がっていたことも、建物が建ち並ぶ現在の姿からは想像し難くなっていますね。
しかし、西に位置する宇地泊が、埋め立てと開発が進んで、このところ大変なにぎわい(三差路は十字路になったし)。大謝名は取り残された感が無きにしもあらずですが、暮らしの痕跡や人の思いが染みついた土地は、簡単には消えないもの。先輩たちの苦労や地域の戦後史を残し、この先も伝えてほしいと思います。
(三嶋)