年忘れある記
2014年12月30日 Category: 沖縄ある記 Comment : 0
今年は糸満市内で忘年会を開催するので、その前に南城市を歩こうと、佐敷小谷からジャンクビリ道を登って、稲福集落跡などを歩いてきました。
山の上と山の南側に位置する大城、稲福、真境名へは、このところよく来ていますが、歩きのコースを組み立てたことはなかったので、ちょうどいいシミュレーションになったように思います。
で、やはり、この周辺は魅力的だし、あまり知られていないのが残念だと思った次第。
ジャンクビリ道は、小谷から10分ほどで山の上まで登れます。
道も広くて安全ですし、途中にはガジュマルの大木や、いろいろな樹木もあって、自然観察にはうってつけ。夏場に草が繁茂することや、虫やカ、暑さ対策など、いろいろ課題はあるでしょうが、何とか継続的な利用ができるようにしたいですね。
正月前の草刈りで、稲福の尾根を走る旧道も姿を現しています。
正面に見える建物は、日本刀鍛錬所「兼工房(かねるこうぼう)」。
このあと突撃訪問することになったのですが、大晦日の忙しい時間にもかかわらず、親切丁寧に対応していただき恐縮しました。
しかし、(図々しくも)本物の日本刀を持たせてもらい、得した気分。本物の持つ重量感と迫力、美しさに圧倒され、『バカボンド』の世界観が脳裏を駆け巡りました。
(三嶋)