ボリビア移民について学ぶ
2014年8月28日 Category: 沖縄ある記 Comment : 0
「ボリビア移民」を解説する動画コンテンツ制作のため、県立博物館・美術館で撮影。
今年は、沖縄からボリビアへの移民が開始されて60年という節目であり、博物館にも展示コーナーが設けられていることもあって、「おきかる(沖縄カルチャー)」シリーズの第4弾として取り組んだものです。
が、モノが残されていない歴史系のコンテンツは作りにくい。
想像した通りやはり制作は難航しています。自然誌や民俗関係のコンテンツでは、モノにまつわる情報を展開していくことができますが、歴史系のコンテンツはモノがないため、文章(話)だけの解説になってしまいがちで、見た目や構成がどうしても平板で、地味になりやすいのです。
一般の方に「堅くて難しい」と思われている歴史を、いかに「分かりやすくて面白い」ものにするかが、展示やコンテンツ制作にいつもつきまとう課題だといえます。
今回はその点を補う意味で、時間軸を記した黒板を挟み、学芸員と会話するスタイルを考えたのですが、ねらい通りに編集できるかどうか・・・
しかし、それはそれとして、協力していただいた博物館班のみなさま、学芸員の石垣忍さんありがとうございました。
学芸員の石垣忍さん(右)と、沖縄ある記代表の國吉宏昭(左)
(三嶋)