小谷が盛り上っています
2013年11月6日 Category: 沖縄ある記 Comment : 0
南城市全域を会場にした「半島芸術祭」が、11月16日(土曜)から始まため、字小谷でも何だかソワソワし始めているようです。
タカンリと地元で呼ばれる集落の南東にある高台も、生い茂っていた樹木がユンボでなぎ倒され、整地作業の真最中。この場所は、佐敷から知念半島まで眼下に見渡す絶景ポイントで、かつては毛アシビーの名所だったという話もうなずけます。夜空の下で、若者たちが謡ったり、踊ったり、愛を語ったりする場所だったんでしょうね。
樹木を払ったタカンリに現れた大岩。ガケの上にあり、しかも大きな亀裂があるため、転げ落ちないか心配する声も。
ムラのなかで新たに確認した140年前に造られたというヒンプン。一見するとコンクリートのようですが、4枚の琉球石灰岩がピッタリとつながって出来ています。石は牧港で切り出し、馬天まで舟で運んだあと、10人ほどの村人でこの場所まで担ぎ上げたようです。昔の人はエライ!と言う以外、言葉が見つかりません。
(三嶋)