ビーンクイクイで元気をもらう
2013年8月29日 Category: Myある記 Comment : 0
国頭村奥のビーンクイクイを見てきました。集落の長老をオケに乗せて練り歩く伝統行事で、他にあまり類をみないこともあって以前から気になっていました。
普段は静かな山間の村もこの日ばかりはにぎやかで、誰もがハイテンション。
祈りのあと始まった行列は、「ビーンクイクイ」と叫ぶ男性の声と太鼓に呼応して、全員が「エイヤサー」と掛け声を掛けながら練り歩きます。参加者は掛け声に合わせて軽くジャンプし、長老が乗るオケを担ぐ若者はその際、オケを一段高く差し上げるのですが、一連の動作は部落の広場につくまで、かなりの時間くり返されます。
強い日差しのもと、汗だくで一連の所作をくり返すパワーに、こちらまで元気をもらったようでした。
那覇あたりから駆けつけた村の出身者なども含め、大勢の人が踊り、声を出し、圧倒されるほどのエネルギーを発散させていました。
高齢者が圧倒的に多いため、熱中症で倒れるのではと心配しましたが、みなさんのタフネスぶりに脱帽でした。
(三嶋)