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「ちゅくいむじゅくい風土と建築展」をふり返る

 Category: ユンタク会  Comment : 0


今回のユンタク会では、わがNPO設立のきっかけのひとつになった「ちゅくいむじゅくい風土と建築展」(2010年9月)をふり返り、そこで目指した思いや意義について話し合いました。
展示会の企画は私がまとめましたが、そこに精神的な支柱を建て、明確な指針をしめしたのは建築家の佐久川一さんでしたので、ご本人にも参加していただきました。
展示会の中心となった「ちゅくいむじゅくい」は、本来は農産物やその生産を意味する言葉ですが、ここでは「ジンブン(知恵)を働かせた創造」という風に解釈し、それがモノづくりの原点であり、これからの社会にこそ不可欠な考え方ではないか、ということを提案する場にしたいと思いました。そして、経済優先の消費社会にどっぷりとつかった暮らしに、「創意工夫」を取り戻すことこそ今やるべきことではないか、という危機感が後押ししたように思います。
奇しくも、展示会から約半年後に東日本大震災が発生し、パラダイムの転換を希求する言説が増加したことを考えると、この提案自体は間違っていなかったと自負しています。これまでの社会の制度設計に疑問や危うさを覚えていた人たちが、心の豊かさや地域のつながりを求める方向に明確にカジを切り、各地で具体的な行動を起こし始めていることが何よりの証明でしょう。
今回のユンタクがうまくいったかは疑問ですが、われわれの思いや、やろうとしていることの一端でも分かってもらえれば嬉しいですし、今後の「ある記」にも弾みがつくというものです。
どうです? みなさんも参加したくなったんじゃないですか?
(三嶋)

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